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遊の奇術的日ジョウ。

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 半年ほど前から飲食店でバイトをしている。マジシャンとしてではなく普通の店員として。店側の人間になってみるといろいろと発見があって非常に面白い。知りたくなかったこともあるけれど。

 接客業なのでお客様の前では間違った日本語を使わないように気をつけている。
「こちら○○セットになります
「ご注文は以上でよろしかったでしょうか
の類いだ。みんなが使って通じるならそれでもいいとは思うし、使う人が多ければそれはもう正しい日本語だと思うが、やはり気になるお客様がいるならできるだけ気をつけるべきであろう。
 私はまだ遭遇したことがないが激怒する(というか絡んでくる)お客様もいるらしい。後ろにたくさん並んでいるのに延々と説教するそうな。こんな安い店で何を期待してるんだお前は、と言った感じである。「日本語云々よりあなたの人間性のほうが嘆かわしいですよ」といってやりたい。さすがに言わないが、そういうお客様に遭遇したときに笑ってしまいそうで怖い。ますます激怒するだろうなぁ。うふふ。


「○○セットになります」が何故駄目なのか。
少し調べたところ、「なる」は変化を表す語であるかららしい。「これから○○セットになるの?いつなるの?今は何なの?」というわけだ。なるほど。そう言われればごもっとも。正しくは「です」、あるいは「ございます」とのこと。「です」はあまりにそっけない、でも「ございます」があまりに堅苦しい。そう悩んだ人々が「なります」を使い始めたそうな。なんだ、心意気は敬語じゃないか。

 「なる」は変化をあらわすからおかしい。では変化すればいいのか。ご飯、あるいは味噌汁をお客様の前に置く直前に「○○セットになります」と言ってから置けば言葉の意味として正しいのではないか。
 先に述べたお客様対して
「『なります』ちゃうやろ、アホ」
「いやたった今、セットに『なりました』。間違っていません」
と言ったらどうなるだろうか。まぁどっちにしろ怒るんだろうな。


そうだ、手品を使えばいいじゃないか。

お釣りを渡すときに
「こちら600円になります」といって500円を渡しながら密かに600円に変えてやればよい。今変わったのだ。お客様の手の上で変わったのだ。うむ、正しい。

逆にこの言葉遣いを手品に利用できないものか。
正しい利用法を世にしらしめるのだ。
「こちらお客様のカードになりまーす」
「こちら鳩になりまーす」

って柳原可奈子かよ。
やばい。ちょーウケるんですけど。



てな事を考えながらバイトしているのでなかなか楽しい。

ちなみに今一番楽しいのはお客様が出した500円を、マッスルパスでレジに投げ込むことです。
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某日。
 宝塚歌劇を見に行く。せっかく近所に住んでいることだし、大阪にいる間に一度は行こうと前々から思っていたが、学生の身分では思いついた日にひょいといくのがはばかられる価格であるため、今まで行かずじまいであった。

 それでも今回思い切って出かけることにしたのは
「マジシャンの憂鬱」
という題名に魅かれてである。阪急宝塚線を利用している方なら一度は広告を目にしているのではないだろうか。今しかないと思った。今行かなければ、またしばらくいけない。前田さんのブログでしきりに紹介されていたのも後押しになった。前田さんはこのミュージカルのマジック監修をなさったらしい。いろいろな意味で「ナイスな人選」だと思う。


 結論から言えば非常に面白かった。私がイメージする「宝塚歌劇」を全部見せてくれた感じである。歌も、踊りも、あのフサフサした羽も。

 登場する人は皆カッコイイ。最初の方こそ「あれはみんな男装なんだなぁ」なんて思っていたがそんなのはすぐに忘れてしまった。帰る電車の中で出演者全員女性だったことを思い出し、改めて驚いた。生であったら違和感バリバリだろうが、ショーの中ではそんなもの微塵も感じなかった。舞台の魔法である。

 目まぐるしく変わる舞台は見ていて飽きない。ひとつのセット(大道具?)を違う使い方で利用したりするのや、セリから出てくる新しいセットの数々はまるで手品を見ているようだ。舞台端に移動した、そして真ん中に戻るともう新しい場面が出来ている。素晴らしい。 ああいうのは一人の人が考え、指揮をとっているのだろうか。ぜひ一度そういう人(あるいは団体)にマジックショーを作ってもらいたい。凄いものができる気がする。

 意外だったのは笑いの要素をふんだんに取り入れていることだ。なんとなく「伝統芸能」的なイメージがありもっと難しいもの、堅いものかと思っていた。スピリチュアル・シンフォニーの方は幾分そんな感じであったが(寝ている人もいたw)、ミュージカルにそんなイメージはほとんどない。トップスターもギャグやコミカルな動きで笑わせてくれる。これから見る人のために名前は出さないが、今が旬の芸人のモノマネまで登場して会場はおおいに沸いていた。古くからのお客様に支えられるだけでなく、しっかりと新しい、若いそうも取り込もうとしているのだろう。素晴らしいと思う。
 リピーター率は結構高いのではないだろうか。私ももう1回くらい見に行っておこうかな、と思っている。



今回学んだことをメモ。初めて人の見るひとの参考に。

 チケットはA席で5500円。スピリチュアルシンフォニーとミュージカルの2本(何と何かはその時によって違うみたい)が見れる。S席やSS席もあるがSSは売り切れるのが早い。S席の後ろの方とA席の前の方では見え方が変わらない。ローソンチケットの場合、座席指定ができないのである程度の運も必要だと思われる。ちなみに私は後ろから5列目くらいとかなり後ろだったが十分に楽しむことが出来た。だが舞台上が明るくなって迫力あるシーンではやはり前の方がより楽しめるだろうなと思う。なお当日券で、かつ特定の日だけだが学割も存在する。お得。

 予想はしていたが圧倒的に女性が多い。1:10くらいかそれ以上。たいていが女性の数人連れである。とはいえ一人で来ているおじさんもおられた。怯えることはない。男性は本当に少数派だが、ここで出会いを期待するのはやめたほうがよいだろう。カッコイイ人が(舞台上に)たくさんいる。勝てるわけない。

 もっと怖い(オタク的というか熱狂的というか)女の人がたくさんいるのではないかと思ったが案外そうでもなかった。みんな気楽に見に来ておられる。まぁSS席のあたりは少し怖いかもしんないけど。あと宝塚スターを目指しているのだなぁと一目でわかる女の子たちもたくさんいる。頑張れ。

 服装は私服でまったく問題なし。ジーパンにTシャツの人もいた。かと思うとドレスアップしておられる方もいて面白い。武家と町人が並んでいるような印象をうける。ちなみに私の隣の人はクラシックロリータファッションであった。



手品的な感想を少し。

 手品が見れると期待していくのは間違いである。実際劇中でマジックはほとんど披露されない。ただマジシャンなら、普通の人とはまた違った楽しみ方が出来る。私は普通のお客様と違うところで笑い転げていた。例えば一ヶ所、前田さんのモノマネとしか思えないシーンがある。私は思わず吹き出したが周りはだれも笑ってなかった。当たり前か。

 「それがクローーースアップマーーージーーーック!」的な歌が随所で使われており、なんか気恥ずかしい。でもちょっと嬉しい。それにしてもクロースアップという言葉がきちんと認知されるようになっているのだなぁ。驚き。

 使われているトランプはタリホーのサークルバック。赤裏。さすが前田さん監修である。まぁ確かにデザイン的にもバイスクルよりタリホーがいいかなとは思う。

 瀬奈じゅんさん(主役)がオーバーハンドシャッフルを行っていた。練習したのだろうなぁ。ちなみに彼(彼女か!?)が演じるマジックは超不思議です。



というわけでお勧めです。ぜひ。

宝塚大劇場 月組公演
『MAHOROBA』-遥か彼方YAMATO-
『マジシャンの憂鬱』
公演期間:2007年8月3日(金)~9月17日(月)
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  • Author: 遊
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    奇術無しでも生きられるけど
    奇術無しでは生きたくない。

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