某日。
お台場、科学未来館まで「エイリアン展」を見に行く。エイリアンや宇宙人の存在の可能性に関して、人間の空想力と科学力両面からせまってみようという企画。
手品好きには宇宙人、UFO好きが多いように思う。多くのUFO目撃談が手品みたいなもんだからか?手品好きは「騙すこと」なら何でも好きだ。詐欺、超能力、超常現象・・・全てに共通するのは「胡散臭い」ということだけども。
こういったものを嫌う人も結構いるが、私は実害がない限りあってもいいと思うし、むしろ面白いならぜひ積極的に頑張って欲しい(誰にw)。それでお金を儲けているのが許せない、と言う人もいるけれど、娯楽を提供しているのだからいいではないか。「手品」を効果的な演出として使っているだけだ。
もっともそれによって詐欺まがいのことをおこなったりするのは駄目だと思うし、占い師が手品を使って信じさせるのも吐き気がするくらい嫌いなので、このあたり自分でも非常にあいまいなのだけど。とりあえずUFOと宇宙人はそんなに悪用されていない・・・と思う。
話がそれた。
展示は4つのゾーンにわかれている。
・空想としてのエイリアン
人間の考えたエイリアン。怖いのから可愛いのまでいろいろ。エイリアンといわれて一番に思いつくのはなんだろう?いろいろ考えて最初に思いついたのは「寄生獣」だった。あれってエイリアンだったっけ?あまりエイリアンに知ってるやついないかも。
・科学としてのエイリアン
地球にも変な奴いるよ、といった感じの展示。クマムシとか深海魚とか。あとあれ、例の虫は頭をぶっ飛ばしても死なないよとか。そういったものが嫌いな人は結構つらいかも。私は虫嫌いだけどそれ以外はそれほどでもないので楽しめました。あと、惑星探査機についてのお話とかも展示されています。
・エイリアンの世界
科学者の考えるエイリアン像。ここが一番興味深かったかな。こういった感じの環境ではこういった能力が進化し・・・というふうに考えて作られたエイリアン像。気持ち悪くていいなぁ。映像とか写真が多く、フィギュアにして立体化して欲しかったかな。
・エイリアンとの交信
エイリアンを探す試みの紹介、そしてエイリアンにむけてのメッセージの送信。顔写真をつけて送れるのでなんとかして手品を送信しようと考え、親指をのばして送ったのだけれど微妙すぎるできでした。はるか遠いところで馬鹿にされてるかもしれません。
展示の面白さは・・・75点くらいかな。いろんなエイリアン(人間の考えた)とか、奇妙な生物とかが展示されていて確かに面白いんだけど、新しい発見というか驚きがあまりない。もっともこれはちょっと興味のある分野だからこそ、知っていることが多かったというのもあるけれど。だってあれだよね、
深海魚画像を集めたスレの紹介とか読むとついつい自分でも調べてしまうよね。でもまぁそんな人こそ楽しめると思うし・・・よくわからん。
頭をぶっ飛ばされても死なない例の虫の標本を眺めていたら、突然後ろからエイリアンみたいな老人に声をかけられてめちゃくちゃ驚く。解説のボランティアの方でした。いや、全然エイリアンぽくない人だし解説も丁寧でわかりやすかったんだけど、会場がかなり暗いから結構怖いのよね。狙ってやってるんでなければ、せめて前から声をかけていただきたい。私以外にも驚いてる人が何人かいました。そのうち悲鳴上げられると思う。
そんなこんなで、来週までですがお勧めです。
「エイリアン展」 ・・・モシモシ、応答ネガイマス。
〜2008年6月16日
日本科学未来館[東京・お台場]
大人900円、18歳以下350円
ウェブサイト
http://www.miraikan.jst.go.jp/j/sp/aliens/index.html
某日。
宝塚歌劇を見に行く。せっかく近所に住んでいることだし、大阪にいる間に一度は行こうと前々から思っていたが、学生の身分では思いついた日にひょいといくのがはばかられる価格であるため、今まで行かずじまいであった。
それでも今回思い切って出かけることにしたのは
「マジシャンの憂鬱」という題名に魅かれてである。阪急宝塚線を利用している方なら一度は広告を目にしているのではないだろうか。今しかないと思った。今行かなければ、またしばらくいけない。
前田さんのブログでしきりに紹介されていたのも後押しになった。前田さんはこのミュージカルのマジック監修をなさったらしい。いろいろな意味で「ナイスな人選」だと思う。
結論から言えば非常に面白かった。私がイメージする「宝塚歌劇」を全部見せてくれた感じである。歌も、踊りも、あのフサフサした羽も。
登場する人は皆カッコイイ。最初の方こそ「あれはみんな男装なんだなぁ」なんて思っていたがそんなのはすぐに忘れてしまった。帰る電車の中で出演者全員女性だったことを思い出し、改めて驚いた。生であったら違和感バリバリだろうが、ショーの中ではそんなもの微塵も感じなかった。舞台の魔法である。
目まぐるしく変わる舞台は見ていて飽きない。ひとつのセット(大道具?)を違う使い方で利用したりするのや、セリから出てくる新しいセットの数々はまるで手品を見ているようだ。舞台端に移動した、そして真ん中に戻るともう新しい場面が出来ている。素晴らしい。 ああいうのは一人の人が考え、指揮をとっているのだろうか。ぜひ一度そういう人(あるいは団体)にマジックショーを作ってもらいたい。凄いものができる気がする。
意外だったのは笑いの要素をふんだんに取り入れていることだ。なんとなく「伝統芸能」的なイメージがありもっと難しいもの、堅いものかと思っていた。スピリチュアル・シンフォニーの方は幾分そんな感じであったが(寝ている人もいたw)、ミュージカルにそんなイメージはほとんどない。トップスターもギャグやコミカルな動きで笑わせてくれる。これから見る人のために名前は出さないが、今が旬の芸人のモノマネまで登場して会場はおおいに沸いていた。古くからのお客様に支えられるだけでなく、しっかりと新しい、若いそうも取り込もうとしているのだろう。素晴らしいと思う。
リピーター率は結構高いのではないだろうか。私ももう1回くらい見に行っておこうかな、と思っている。
今回学んだことをメモ。初めて人の見るひとの参考に。
チケットはA席で5500円。スピリチュアルシンフォニーとミュージカルの2本(何と何かはその時によって違うみたい)が見れる。S席やSS席もあるがSSは売り切れるのが早い。S席の後ろの方とA席の前の方では見え方が変わらない。ローソンチケットの場合、座席指定ができないのである程度の運も必要だと思われる。ちなみに私は後ろから5列目くらいとかなり後ろだったが十分に楽しむことが出来た。だが舞台上が明るくなって迫力あるシーンではやはり前の方がより楽しめるだろうなと思う。なお当日券で、かつ特定の日だけだが学割も存在する。お得。
予想はしていたが圧倒的に女性が多い。1:10くらいかそれ以上。たいていが女性の数人連れである。とはいえ一人で来ているおじさんもおられた。怯えることはない。男性は本当に少数派だが、ここで出会いを期待するのはやめたほうがよいだろう。カッコイイ人が(舞台上に)たくさんいる。勝てるわけない。
もっと怖い(オタク的というか熱狂的というか)女の人がたくさんいるのではないかと思ったが案外そうでもなかった。みんな気楽に見に来ておられる。まぁSS席のあたりは少し怖いかもしんないけど。あと宝塚スターを目指しているのだなぁと一目でわかる女の子たちもたくさんいる。頑張れ。
服装は私服でまったく問題なし。ジーパンにTシャツの人もいた。かと思うとドレスアップしておられる方もいて面白い。武家と町人が並んでいるような印象をうける。ちなみに私の隣の人はクラシックロリータファッションであった。
手品的な感想を少し。
手品が見れると期待していくのは間違いである。実際劇中でマジックはほとんど披露されない。ただマジシャンなら、普通の人とはまた違った楽しみ方が出来る。私は普通のお客様と違うところで笑い転げていた。例えば一ヶ所、前田さんのモノマネとしか思えないシーンがある。私は思わず吹き出したが周りはだれも笑ってなかった。当たり前か。
「それがクローーースアップマーーージーーーック!」的な歌が随所で使われており、なんか気恥ずかしい。でもちょっと嬉しい。それにしてもクロースアップという言葉がきちんと認知されるようになっているのだなぁ。驚き。
使われているトランプはタリホーのサークルバック。赤裏。さすが前田さん監修である。まぁ確かにデザイン的にもバイスクルよりタリホーがいいかなとは思う。
瀬奈じゅんさん(主役)がオーバーハンドシャッフルを行っていた。練習したのだろうなぁ。ちなみに彼(彼女か!?)が演じるマジックは超不思議です。
というわけでお勧めです。ぜひ。
宝塚大劇場 月組公演『MAHOROBA』−遥か彼方YAMATO−
『マジシャンの憂鬱』
公演期間:2007年8月3日(金)〜9月17日(月)
某日
天保山サントリーミュージアムに
「ダリ展」を見に行く。
「シュールレアリスム」。別に理解したいとも思わないが、なんとなく知的に思える言葉である。ただ
wikiを読んだってさっぱりわかりやしない。せっかくダリ展が大阪に来てるんだしとりあえず作品を見て見るかと思いお出かけすることにした。
ちなみにダリはシュールレアリスムの巨匠で美術の教科書にも載っている。「時計がぐにゃ〜となって枝にひっかかってる絵」と言えばわかる人も多いのではないだろうか。私もあの絵しか知らなかった。騙し絵チックなものもいくつか描いてるのでそういったものがお好きな人は知らないうちに彼の作品を見ているかもしれない。あとミステリー好きにとっては「ダリの繭(有栖川有栖)」で有名である。確か「ダリの眉」とかいうパロディ小説もあったはず。
絵のことは全くと言ってもいいほどわからないが、それでも楽しめる展覧会であった。多くの不思議な絵はなんとも奇妙な気分にさせてくれるし、不可解なオブジェは非常にユーモラスである。理解しようとして解説などをしっか読もうとすれば疲れるかもしれないが、のんびりと眺める分には非常に快適。まぁ人が多いのが少しあれだけど。ダリって人気あるんだなぁ。
マネキンのお腹の部分を鳥かごにしたようなオブジェの写真があって、なんというかもう、鳩の台としか思えなかった。アレを舞台にのっけたらみんなさぞかし仰天するだろうな。やたらたくさん傘が飾ってある部屋もあって、手品とシュールレアリスムは相性がいいのかもしれないなぁなんて思った。いや冗談ですよ。しかし近いうちにそんなマジシャンが出てくると予想。FISMあたり・・・いや、むしろ学生マジックで。一部のイリュージョニストたちの演技はこのあたりの領域にふみこんでいる気がしなくなくもない。
しかしダリは楽しかっただろうなぁと思う
自分にしか見えないものがあってそれを絵として表現できた。いや絵だけではない。文章も書いたしオブジェも作った。ニューヨークの万博では建物まで造ってしまった。見たいものが見え、それを表現できるというのは何にも勝る喜びであろう。
そういう点では何でもいいから「表現できる」趣味をもっておくと人生豊かになるのかもしれない。音楽、ダンス、絵画・・・・手品だって立派に何かを表現できるはずだ、と信じるのは手品マニアの欲目であろうか。
ちなみに私が一番印象に残ったのは「マネキンピアノ」
裸のマネキン(女性)の胸から足にかけて鍵盤が書いてある。展示はなくて写真だけだったのだが、なんとなく「うわぁ・・・・」と思った。これで彼が何を表現したかったのかなんてわからないし、間違っても家に飾りたいなんて思わないが、心から「何か凄いなぁ」と。一体私の中の何に反応したんだろう?しかしこんなもんよく考えるなぁ。絶対狂ってるよ、この人。
ちなみに彼はこういっているらしい。
The only difference between myself and madman is that I AM NOT MAD.私と狂った人とのたった一つの違いは「私は狂ってない」ということだ。(遊訳)
うーん。深いような煙に巻かれてるような・・・。

写真は「催淫作用のあるタキシード」。オブジェが展示されていて中々の迫力である。なんとなく絵葉書を買ってしまった。一瞬「サルバノさんの服ってこんなんじゃねぇの」と思ってしまったからかもしれない。
とりあえず暇があるならお勧めです。
たまには理解を超えたものを見るのもいいもんですし。
生誕100年記念 ダリ展 創造する多面体
サントリーミュージアム[天保山]
会期: 2007年3月8日(木)〜2007年5月6日(日)会期中無休
開館時間: 10:30〜19:30(最終入場は19:00まで)